今日で授業最後の子がいた。
高3の女の子やけど、塾に来た当初は結構静かで大人しい感じ。
でも2、3回と授業していくと猫被ってたみたいで、なかなかに活発な子だったわけだ。
そんな彼女はもちろん受験するために塾に来てたんやけど、今日で最後だった理由は進路を変えたから。
頭は確かにさほど良いわけではなかったけど、それなりの高校に行ってる子。
その子はダンスが好きで、ダンスの道にすすむと決めた。
母親や姉妹とも話し合い、色々な口論の末、認めてもらえたみたいだ。
これを聞いたとき、すごい感動したのを今でも覚えてる。
それは、自分の周りにそういう人がいなかったからかもしれんけど。
でも18歳ですごい決意だな、と思わざるをえなかった。
『好きだからそれでやってく』ってのは並大抵のことじゃ実現できないよね。
だから最終的に大学行ってgdgdしながら、まぁなるようになるさーってなるんよね。
何が幸せかなんて分からんもんね。
大学行っていい企業入っても、鬱病になったり自殺する人はたくさんいる。
中卒で職人として大成功を収めてる人もいるよね。
彼女がこれからダンサーとしてどんな風に生きていくのか。
成功するにせよ失敗するにせよ、その決断はすごい大事だったんじゃないかな。
俺にはできなかったことなので、生意気な奴でしたが応援してました。
俺含め皆さんもこれから人生を左右するような決断を迫られるときがたくさんくると思います。
そん時に、後悔のないように、また納得できるような選択ができる人間になっておきたい。
そんなことを思った。
PR