11.23.16:42
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11.12.17:13
1ヶ月という期間は本当に短く、あっという間という言葉が一番しっくりくる。
ただ、その中でも何かしら得られたものはある。 それはある種の危機感と、更なる期待。加えて良き友人だろう。 アメリカは非常に広大だ。 何もかもが大きなスケールで、道路も広ければ、服のサイズも、もちろんファストフードのジュースまでも。 私が行っていたクリーブランドを現地住人はこう語る。 Our town is very boring. 皆が口を揃えてそう言う理由は、行ってみるとすぐにわかった。 広大だ。だが何もない。NYやLAのようなアメリカの印象はどこへやら。 ただ広がる道と住宅街、たまにあるスターバックスなどのレストラン。冷たい風がそれをより閑散とした雰囲気へと持ち上げる。 唯一の都会、ダウンタウンは高層ビルが建ち並び、NBAスタジオやミュージアムなどが色鮮やかに踊っている。 しかしそれも週末だけの話で、夜になればネオンの色のないゴーストタウン。 時に銃のうめき声をあげるこの町は、男ですら一人歩きに安全を保障しない。 そんな危険な香りに満ちたクリーブランドは、しかし、1ヶ月しか滞在しない私にとってさほどboringというわけでもなかった。 滞在していた寮は、university circle という非常に広大なcase western 大学のキャンパス内に存在し、その中である限り安全はほぼ保障されていた。 近くにはスターバックスなどのカフェ、週末に賑わうパブ、またイタリア人が多く居住しているlittle Italyと呼ばれる地域があり、さほど不便というわけではない。 唯一困ることは、車を持たない私たち留学生にとっての交通手段RTAバスが時間通りに来てくれないことだ。 Octorberは大阪では少し肌寒い程度だが、彼の地はコートなくしては外に出られない。 そんな寒空の下で、30分以上遅れたバスを待ったのも、今となってはいい思い出だ。 次の日の朝、風邪をひいたのは言うまでもない。 PR
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